自分の保育に自信が持てない先生へ
こんにちは。親子教室の専門家&『3歳までの子育てで本当に大切なこと30』の著者 村田真由美です。
私が主宰しているひよこ親子教室では、月に2度の単発イベントを行っていますが、親子だけではなく、たくさんの保育士が参加されます。
参加理由は
・あそびの引き出しを増やしたい
・子どもの発達を促すメソッド「さくら・さくらんぼリズム遊び」について学びを深めたい
・子どもやパパ、ママへの接し方を知りたい
だそうです。
その時によく聞くお悩みもあります。
それは
「自分の保育に自信が持てない」
ということ。
自信が持てないから保育も楽しくないし、時には人間関係に振り回されることもあるそうです。
悩みを解決したくても、何をどうしたらいいのかわからないので辛いと訴えます。
そのような先生に、私がしているアドバイスは
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1つでいいので、これなら誰にも負けないという特技を作ろう!
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あまりにも高い目標を掲げすぎると、なかなか達成できなくて志半ばで心が折れてしまったり、結局どれもが中途半端になってしまう…ということになりかねないので、まずは1つで構いません。
ではどんなことが特技なのかというと、
・絵本の読み聞かせのときに、どの先生よりも子どもたちが集中して聞く。
・だれよりも元気な挨拶ができる
・ピアノの伴奏なら任せて!
・いろいろな折り紙が折れるよ!
・話すのは苦手だけど、連絡帳やおたよりを書くのは好き♪
・子どもと楽しく遊ぶのが得意!
・保護者対応は任せて!
など、自分にとって当たり前にできていることでOK♪
なぜなら自分の当たり前は、他人の当たり前ではないからです✨
自分にとっての当たり前を、もっと深く追求していくと特技に変わります。
ちなみに私が保育園勤務時代に得意としていたことは製作でした。
当時、1ヶ月に4つの壁面を作り、12ヶ月分作って全てラミネート加工。ずっと使えるようにしたり、
運動会の入場門を2年連続で一人で作ったり。
壁面制作の社内研修の講師もしたことがあります。(壁面やその他の制作は、ひよこ親子教室のアメブロで紹介しています。よかったらご覧くださいね。)
1つ自信が持てると保育も楽しくなる
↓
保育が楽しくなると、さらに自分に自信が持てて、保育の軸ができる
↓
周りから一目置かれるようになる
こんな好循環が生まれます✨
人間関係で何か起きても「自分は自分」と思えるようになって、周りに振り回されずに済むのです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今日の内容は拙著『3歳までの子育てで本当に大切なこと30』のポイント27「ちょっとがんばれば手の届くことを積み重ねる」にも書いています。
本書では子どものスモールステップの例を書いていますが、大人もスモールステップで十分成長できるのです✨
あれもこれもと頑張らず、まずは1つのことをとことん追求して、自分の強みにしてくださいね。
最後に。 こういった悩みは私ではなく、本来なら職場の同僚、先輩や園長先生などに伝えたら、解決できることがあると思うのです。
これをご覧になっている方が、もし相談される側の立場の方でしたら、悩みを持った保育士の話に否定せず、耳を傾けていただけたらと思います。
相談者にとっては、聞いてもらえるだけですっきりしますし、「私も同じことを経験したことがある!」と共感してもらえれば、気持ちが軽くなると思います。
今日の内容が、自分の保育に自信がもてずに悩んでいる先生のお役に立てれば幸いです。
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村田真由美(親子教室の専門家・保育士)
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