園児が絵本を破いた時の対応について
園児が絵本を破いてしまったとき、保育士としてどのような対応をされますか?今日は2歳4ヶ月の孫が絵本の表紙を破いてしまったときの話と、保育士としての私が行った対応を綴りますね。
今、2歳の孫は絵本が大好き!我が家に来たら、絵本部屋(と呼んでいる)で絵本を選び、絵を見ながら拙い言葉で読むことに夢中です。ちなみに下記の写真は元旦に孫が選んだ絵本です。(元旦に選んだからと、思わず写メってしまうデレデレばぁば🤣)
今日はこの絵本を選びました。分かりやすく指を入れましたが、実は少し破けていたところを見付けて、更に題名のところまで孫が破いてしまったのです。
破けていたのに放置していた私が悪いのですが、そうは言っても更に破くことを見逃すわけにはいかず。
「ねぇ、絵本が痛い痛いって言ってるよ」と伝えると、孫は『しまった』という顔になりました。
「絵本が痛くて可哀想だから、直してあげようね」と伝え、孫の前で直すこと。
物を大事にすることを学んでほしかったので、あえて孫の前で直したのです。
もし知らない間に私が直してしまったら、孫はこのことから学ぶことが1つもないですから💦
しかも、いつの間にか直っているのですから、破いたことさえ記憶に残らないはずです。
保育園勤務時代も、園児が破いた時にはお昼寝中ではなく、目の前で直していました。
さて、テープ好きの孫が、自分もテープを貼りたいと言うので、テープの台を私がしっかり持って、孫にテープを切るところまでやらせました。
刃で手を切るのではないかと思う方もいるかもしれませんが、怪我をしないいように正しい使い方を教えて、大人がついていれば大丈夫!何事も経験させないと、いつまでたっても覚えないというのが私の考えです。(体育会系のスパルタ。笑)
話を元に戻しますね。
切ったテープを孫から受け取って私が貼ったり、時には孫と一緒に貼ったりしながら無事に直すことができました。子どもの目の前で直す、時には一緒に直す、年齢が大きければ自分で直す経験をするから、絵本を破いてはいけないことを学ぶ。
つまり子どもは経験から学ぶのが1番身に付くのです!そして、物を大事にする心を育みたいと願うなら、次の取るべき行動まで教えると、更に学びが深まります。
絵本だけではなくて、オモチャや他の物を壊してしまった時も同様ですね。
園児が知らない内に直してしまっている方や、叱っておしまいになっている方のご参考になったら嬉しいです。
最後にくだらない話を 1つ。
孫は表紙の絵を見て「かぼちゃ」と言っていました💦分かっているのに、わざとばぁばをからかう言動をする孫を見て、可愛くてしかたがないばぁばでした~🤣