月に1度のさくら・さくらんぼリズムあそびを行いました

今日もたくさんの親子にご参加いただきましてどうもありがとうございました。

さくら・さくらんぼリズムあそびは埼玉県深谷市にある「さくら・さくらんぼ保育園」の創設者 斎藤公子先生が築いたリズムあそびで、子どもの成長発達を導くメソッドです。

今日はパパも参加してくださいましたよ!ご夫婦でお子さんの様子を共有出来るとママ1人が子育てを負わなくて済みますし、集団の中のお子さんを実際に見ることで、よりお子さんについて理解が深まるので良いこと尽くしなんです。今後もパパのご参加をお待ちしていますね!

さて、最初に「あくしゅでこんにちは」のお歌に合わせて参加者同士でご挨拶。大きい子が小さい子に優しく接する姿が印象的な1枚です。

「おうまの親子」

写真は初めて参加された親子です。飲み込みが早い上にとっても楽しそうに取り組んでいました!

今は早く歩くことが良いかのような風潮がありますが、ハイハイは全身の筋肉を使って体幹を鍛えるので歩く前に十分にした方が良いとされています。勿論歩いたあとにやってもOKですが、歩いた後にハイハイする機会ってあまりないですよね。だからあえて機会を設けることは大切なのです。

「高足ハイハイ」

膝をまっすくにしてお尻を持ち上げることで自然に手先、足先に力が入ります。斎藤公子先生は著書「改訂版 さくら・さくらんぼのリズムとうた」の中で、手先、足先にまで神経を行き届かせると発達が促されると述べていらっしゃいます。

「ギャロップ」

スキップへの前段階として大切な動きになります。

もしお子さんが取り組まなかったらパパやママが楽しく取り組んでくださいとお伝えしています。大好きなパパやママが楽しく取り組んでいたら、それを見たお子さんも「やってみよう!」と思うからです。自宅で突然お子さんがやり始めたときにもパパやママが覚えていたら対応できますよね!ひよこでやって「はい、おしまい」ではなく、ご自宅でもやることで覚えますし親子のコミュニケ-ションにもなります。

「かめ」

両手で足首をつかみ、高い音の時は胸を張って、低い音の時はお腹を床につけて脱力します。高い音、低い音を自分で判断することは耳を育てます。慣れてきたら大人が「胸を張って~」などの指示をしないでお子さんの判断に任せてくださいと指導しています。

「ブリッジ」

以前に参加した小学生がブリッジのコツは「手と足の位置が近いこと」と教えてくれました。

写真上段は2歳のお子さんです。やってみようとする意欲がすごいですね!下段はママ(私の娘です。笑)が張りきって取り組んでいます。

「手押し車」

園児・小学生は足首を持って行いますが、小さなお子さんは膝を持つと腕に力が入りやすくなります。写真上段が1歳のお子さんです。最初の内は様子見でベビーカーから降りなかったのですが、ママが上手に対応した結果、取り組んだのでビックリしました!こうした成功体験を積み重ねることでお子さんは自信をつけていきます。下段はブログに度々登場している8ヶ月の孫のぴーちゃんです。笑

「とんぼ」

音楽が速い時はつま先で思いっきり走り、音楽がゆっくりになったら走る速度を落とします。最後に両手を広げ、胸を張って片足で立ってバランスを取ります。体幹がしっかりしていないとバランスを取ることが出来ません。今日は2歳児クラス(と言ってもお誕生日が来ていないので1歳)のお子さんが多かったので、楽しく走ることを狙いとしました。

運動会でコーナーで転んでしまうお子さんってたまにいますよね。「とんぼ」は体を内側に傾けてコーナーを走る練習にもなるんです。

一部しかご紹介していませんが、今日は15種類のリズムあそびを1時間かけて取り組みました。

こうした発達を促すさくらさくらんぼリズムあそびは200種類あるんですよ!

今日は園児以上が2人しかいなかったので、この2人にお手本として頑張ってもらったのですが、頑張りすぎて帰り際ぐったりしていました💦(頑張らせすぎちゃってごめんね)でも小さいお子さんのママからは「大きい子を良く見て吸収していました」というお声をいただきました。

こうした異年齢保育は小さい子は大きい子をお手本にする、大きい子は小さい子のお手本となることでしっかり取り組むというメリットがあります。その他にも小さい子は大きい子を見て「あんな風になりたい」という尊敬の念を持って頑張る意欲につながったり、大きい子は小さい子を気遣うなどのコミュニケ-ションを学んでいくのでとっても効果のある保育方法だと思っています。

ちなみに・・・さくらさくらんぼリズムに取り組んでいる園は全国でもたくさんありますが、個人で取り組んでいるところを探してみたところ見当たりませんでした。(あくまでも私が探した限りですが)お子さんに良いことはどんどん取り入れるのが私の保育の信条でもあり、子育て中の信念でもありました。お子さんのより良い発達のために、1人でも多くのお子さんにさくらさくらんぼリズムあそびに取り組んでもらいたいと思っています。

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おまけ

今日は孫のぴーちゃんがお兄さん、お姉さんにたくさん遊んでもらい、たくさん話掛けてもらって、たくさんの刺激を受けました。どうもありがとうございました。小さいころからたくさんの人に接すると物怖じしない子に育つのは我が子の子育てを通じて実証済みです。ぴーちゃんにもそうした機会をたくさん設けてあげたいと思っています。さくらさくらんぼリズムあそびにも定期的に取り組んで発達を促そう!と娘夫婦にも話して賛同してもらっています。また参加しますのでその際にはまたあそんでくださいね。帰りに車に乗ったぴーちゃんは即寝でした。笑

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